2021年1月25日~2021年1月29日のユロドル相場について、私なりに分析し戦略を立ててみました。
皆さんのトレードの参考になれば幸いです。
ユロドル環境認識
まずは、いつものように月足チャートから環境認識を行います。
先週同様、現在のユロドル月足は直近高値である高値Bの手前のピンクの四角のゾーンに突入してきています。
長期的には、ここのゾーンを抜けて高値Bを突破し高値Dを付け、月足レベルで上昇トレンドを作るのか、それともここから押し戻されてAとBの間でレンジ相場作るのかの分岐点の位置にいると考えています。
ユロドル先週の振り返り
ユロドル先週のシナリオ
先週の記事「【FX】2021.1.18~2021.1.22ユロドル戦略」でユロドル日足チャートを使い、立てたシナリオは以下の4パターンでした。
ユロドル現在の状況
2021年1月22日終了時点でのユロドル日足チャートは以下のようになっています。
先週立てたシナリオaの通りの動きでした。
先週前半は、その前の週からの流れでシナリオbやシナリオcを追ってショート中心に攻めていましたが、途中からシナリオaに切り替えロング目線に狙いを変更しました。
そこの経緯については以下の記事で詳しく書いていますので、こちらをご覧ください。
ユロドル2021年1月25日からのシナリオ
今後の直近のシナリオとして、下図4のa、b、c、dの4つのシナリオを想定してみました。
シナリオa
シナリオaは、このまま水平線①からの反発後、直近の高値を超えていくシナリオです。
現時点では、このままグングンと上昇し高値を超えていくことは、まだイメージしづらいですが、直近の流れから、現時点ではまずは一旦このシナリオaを追うことになるかと思います。
シナリオb
シナリオbは、再度下落に転じ水平線①を下抜け水平線②付近から再度上昇に転じてくるシナリオです。
水平線②は週足レベルでも確認できるポイントですので、ある程度反応するポイントだと思っています。
しかし、先週の状況とは違い、水平線①で上昇した後に下がってきてからのサポートとなりますので、水平線①から反応した1波がレジスタンスとして働く可能性がありますので、そこからの売り圧力もありそうです。
シナリオc
シナリオcは、水平線②を下抜け、水平線③の手前から反転上昇していくシナリオです。
特に水平線③は、複数のポイントでレジスタンスされていますので、サポートに変わる可能性は高いと考えています。
しかし、現在のレートから250pips位離れていますので、この水平線③まで来週中に来るかどうかは分かりません。
シナリオd
シナリオdは、水平線③も更に下抜けていくシナリオです。
こちらも現在のレートから大分離れていますので、ここまでくるようなことがあれば、再度シナリオを練り直したいと思います。
ユロドル2021年1月25日の週の戦略
1月18日の週は前半はショート中心に攻め、後半はロング中心に攻めていました。
来週前半はこの流れで、まずはロング中心に攻めていくことになるとは思いますが、4時間足や1時間足で見るチャート形状次第では、ショートでも攻めていくことになるかと思います。
いずれにしても、目線に惑わされることのないよう、迷ったらしっかりと1波待ってからエントリーを考えるようにしていこうと考えています。
もし水平線①を再度下抜けてくるようなことがあれば、水平線①から水平線②までの間の値幅があまりないので、一旦は水平線②付近での反応を待ちたいと考えています。
以上、ご参考ください。