2021年1月18日~2021年1月22日のユロ円相場について私なりに分析し戦略を立ててみました。
皆さんのトレードの参考になれば幸いです。
ユロ円環境認識
まずは、月足チャートで環境認識から行います。
以下のチャートは2021年1月9日時点でのユロ円月足チャートになります。
現状、上図1のように月足レベルで三角保ち合いの中の1つ「シンメトリカル・トライアングル」を作っており、上に抜けていくか、また三角保ち合いの中に戻っていくかの分岐点にいると考えています。
ユロ円先週の振り返り
先週のシナリオ
先週の段階で下図2のようにa~dの4つのシナリオを立てました。
現在の状況
現時点の状況は下図3のようになっています。
水平線①を下抜け、シナリオaはなくなりました。
徐々に値を下げていき、8日の時点の1時間足などで見ると分かりますが、多少の買い支えはあったものの、一気に水平線①を下抜けてきた状況です。
しかし、下図4の水色の〇印のところで窓を開けているのが分かるかと思いますが、今後はここを埋めに来る可能性も十分に考えられいます。
ユロ円2021年1月18日からのシナリオ
今後の直近のユロ円相場について、下図5の通り、a、b、c、dの4つのシナリオを考えてみました。
シナリオa
水平線②付近から反転上昇していくシナリオです。
水平線②は、週足レベルでも確認できるポイントであり、何回かレジスタンスされているポイントですので、注目度の高い水平線だと思います。
こういった注目度の高い水平線では、ワンタッチで一気に反転していく場合もありますし、短期でダマシの動きを作ってから反転上昇していくパターンも十分考えられますので、後から見ると分かりやすいポイントでも、リアルで見ていると入るのが難しいポイントだったりしますので、注意が必要です。
また、水平線②付近から反転上昇したとしても、水平線①に到達し、そこを超えた後は、再度下落に転じる可能性もありますので、適度な値幅で利確していく必要もあると考えています。
シナリオb
水平線②を下抜け、水平線②と水平線③の間で反転上昇していくシナリオです。
水平線②と水平線③は、値幅もかなりありますので、一旦はどこかしらで反転上昇してくる可能性は高いと思いますが、いずれにせよ、水平線②を下抜けた後は売り買いの攻防も、より激しくなると思いますので、目線に惑わされないように1波作るのを待つことも必要だと考えています。
シナリオc
途中まではシナリオbと同じですが、水平線②と水平線③の間で反転上昇した後に途中で勢いがなくなり、下落していくシナリオです。
月足レベルの三角保ち合いがまだ続く可能性も十分考えられますので、このシナリオcやシナリオdなども今後のシナリオとしては十分あり得ると思います。
シナリオd
水平線③を更に下抜けていくシナリオです。
現時点の値から250pips位離れているので、来週中にここまで到達するかどうかは分かりませんが、この水平線③を下抜けて深い押しを作ってきたら、再度シナリオを練り直そうと考えています。
ユロ円2021年1月18日の週の戦略
現時点では、図4の水色の〇印付近の開いている窓を埋めに行くことや、水平線②が比較的注目度の高い水平線であることなどを考え、まずはシナリオaやシナリオbを狙ってロング出来る形になれば買いでエントリーしていこうと考えています。
上がる形を作らない場合は引き続き下落を狙ってショート狙いで攻めていき、目線に迷う形になった場合は、1波作るのをしっかりと待ってから考えたいと思います。
以上、ご参考ください。