ユロ円来週2021年2月1日からの値動きを予想し、私なりにシナリオを立て戦略を考えてみました。
皆さんトレードの参考になれば幸いです。
ユロ円環境認識(2021年1月30日時点)
まずは、いつものようにユロ円月足チャートを用いて、現在の環境認識から行います。
ユロ円月足では、上図1のようにシンメトリカル・トライアングルを形作っており、来週のチャートはこの三角保ち合いを上抜けたところで新しい足を作って始まりますので、ここからセオリー通り上に抜けて行くのか、またはダマシを作って再度シンメトリカル・トライアングルの中に戻ってくるかの瀬戸際のところに位置しています。
ユロ円1月25日~1月29日の値動き振り返り
先週立てたユロ円シナリオ
上図2は、先週の時点で書いた記事で立てたシナリオ図です。
シナリオa~dの4つのシナリオを立てましたが、水平線②が比較的注目度の高い水平線であろうと思い、1月22日までの流れから、まずはシナリオaを継続して追っていくべきだと考えていました。
ユロ円2021年1月30日の状況
2021年1月30日時点でのユロ円日足チャートは以下のようになっています。
先週立てたシナリオaに沿った流れになって上昇していきました。
週の前半は押しを作る動きをし、その後28日木曜日、29日金曜日と勢いを付けて上がっていっているのが分かるかと思います。
ユロ円来週2021年2月1日からの予想シナリオ
ユロ円2月1日からの予想シナリオとして、以下のa~cの3つのシナリオを立ててみました。
シナリオa
シナリオaは、このままの勢いで今年の高値である水平線①を上抜けて行くシナリオです。
月足チャートでは2月1日が始まると一応はシンメトリカル・トライアングルのレジスタンスラインを抜けることになりますので、ダマシを作らずにこのまま伸びていくのであれば、日足チャートでも水平線①を上抜けて、更なる上昇を目指す可能性もあると考えています。
シナリオb
シナリオbは、一旦は水平線①を捉えにいく動きをするものの、そのまますんなりと上昇していくのではなく、水平線①付近から一旦下落し、押しを作る動きをしにくことを想定したシナリオです。
水平線②到達後から、さほど揉み合わずに上昇していっていますので、水平線①を強く上抜いて上昇していくためにも、一度押しを作る可能性もあると考えています。
シナリオc
シナリオcは、月足チャートのシンメトリカル・トライアングルの中に戻っていくことを想定したシナリオです。
1月29日の日足チャートが上髭を付けて終わっていますので、週末に買い方勢力の利確が入ってきたと考えられます。
現時点の状況からすぐにショート目線に切り替え、売りで攻めていくことは危険だと思いますが、4時間足や1時間足のチャート形状次第では、一旦ショート戦略を取るのもありだと考えています。
ユロ円2021年2月1日の週の戦略
2月1日の週のユロ円は、まずは一旦これまでの流れから、自分の基準足でロング出来る形になれば、水平線①付近まではロングで攻めていきたいと考えています。
水平線①到達後は、様子を見て、更にロングで追随できるようであればロングで攻めていきますし、場合によっては一旦はユロ円は見送りでもいいと考えています。
もし、週明けから4時間足や1時間足レベルで上がらない→下がるの形に変化してきたら、ショート目線に切り替えてショートで攻めていこうと考えています。
しかし、ショート目線に切り替えるのは、あくまで上がらない形状になって、その後下がると確信してからですので、週明けの午前中からいきなりショート戦略は取らないつもりです。
以上、ご参考ください。