【FX】コンフォートゾーンを抜け出しロット数を上げるには

FX初心者向け
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FXのロット数を上げることや成績を良くすることについて、以下のような悩みはありませんか?

  • ロット数を増やしたいが、怖くてなかなか増やせない
  • ロット数を増やすとパフォーマンスが一気に落ちる
  • いつまで経っても成績が向上しない

この記事では、コンフォートゾーンを切り口に、FXのロット数の上げ方や成績を向上させる方法について考えてみます。

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コンフォートゾーンとは?

コンフォートゾーンとラーニングゾーン

コンフォートゾーンとは、自分にとって不安や恐れがなく、心地よく過ごせる状態のことを言い、例えば、いつもやり馴れている仕事をしている状態であったり、いつも通る道を歩いている状態であったりと、過去の経験から何も不安を感じずに実行することができる状況のことを言います。

大半の人間はこのコンフォートゾーン内で生活しており、コンフォートゾーン内で過ごしているうちは成長が見込めません。

成長するためにはどうすればいいかと言うと、コンフォートゾーンを抜け出してラーニングゾーン(またはストレッチゾーンとも言う)で過ごすことが重要だと言われています。

ラーニングゾーンは、コンフォートゾーンを一歩抜け出した未知の領域となり、ミシガン大学ビジネススクール教授のノエル・M・ティシー氏が提唱した概念で、人が最もパフォーマンスを発揮し成長できるゾーンだと言われています。

また、ラーニングゾーンの更に外側は、パニックゾーンと言い、今までの経験やスキルが全く通用しないばかりか、何が起こっているか全く分からない状態で負荷が大きすぎるため、パフォーマンスは一気に落ちると言われています。

コンフォートゾーンは人によって異なり、ある人にとってのコンフォートゾーンが、ある人にとってはラーニングゾーンになったり、ある人にとってのラーニングゾーンが、別の人にとってはパニックゾーンになることもあります。

ヤーキーズ・ドットソンの法則

コンフォートゾーンを説明する上では、1908年に心理学者のロバート・ヤーキーズ氏とジョン・ドットソン氏が提唱した、マウスを用いた実験「ヤーキーズ・ドットソンの法則」があります。

実験の内容としては、マウスを2つのグループに分け、電気的刺激を与えて単純なタスクを行わせるもので、適度な電気的刺激を与えた時が一番高いパフォーマンスを発揮し、刺激が弱すぎても強すぎてもパフォーマンスは落ちる結果となりました。

つまり、何かを行った時に、適度な罰がある状態が一番高いパフォーマンスを発揮できると言うことになります。

FXとコンフォートゾーン

FXでコンフォートゾーンが関係してくる最たる例としては、トレード時のロット数が挙げられます。

例えば、今まで10ロットでトレードしていた人が今日から20ロットに上げると、今までと同じpips数の含み損であったとしても、金額は倍違うので大きなストレスがかかるかと思います。

しかし、20ロットでのトレードをしていれば、いずれは20ロットの金額にも慣れてきて、20ロットでのトレードでもかかるストレスは徐々に低下していきます。

このように、ロット数を上げた時は、最初のうちは今までよりも不安やストレスが大きくかかりますので、自分にとってパフォーマンスが落ちない程度にロット数を上げていく必要があります。

コンフォートゾーンを抜け出すには

コンフォートゾーンを抜け出すためには、何よりも自分でコンフォートゾーンを出る決断をすることが重要です。

そのためにも、FXであれば、どれ位稼ぎたいのか、最終的にどれ位のロット数まで増やしたいのか目標を定め、それに向かって徐々にロット数を増やしていく事が必要です。

しかし、FXでロット数を増やしていくには、しっかりとした資金管理も欠かせません。

何故なら、資金量に対してリスクを取り過ぎると、破産確立が上がってしまうからです。

破産確立については、資金管理についての考え方の一つ「バルサラの破産確立」について以下の記事でまとめてあります。とても重要な考え方ですので、ご存じない方は是非ご覧ください。

また、大前提としてFXでの勝ちパターンが身についているということも必要になります。

つまりFXでコンフォートゾーンを抜け出しロット数を上げていくためには、勝ちパターンを身に付け、資金管理をしっかりと行い、パフォーマンスが落ちない程度にロット数を上げていきながら徐々に慣れていくというのが最善の方法です。

また、もしFXでなかなか成績が向上しないのであれば、今の自分にとってロット数が大きすぎるという可能性も考えられますので、一度自分にとってのコンフォートゾーンに戻って、ロット数を下げてトレードしてみたほうがいいでしょう。

それでも成績が向上しないようであれば、自分にとっての勝てるトレード手法が確立していない可能性がありますので、再度トレード手法を見直した方がいいでしょう。

コンフォートゾーンまとめ

コンフォートゾーンについてまとめると、以下のようになります。

  • コンフォートゾーンとは、自分にとって心地いい領域だが、自身の成長は見込めない
  • FXでコンフォートゾーンが関係している最たる例はロット数である
  • ロット数を上げるには資金管理も重要

FXで目標を達成するためにも、コンフォートゾーンを打破し、適度にロット数を上げていくことを心がけましょう。

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