皆さん、先週のユロドルトレードお疲れさまでした。
今回も来週2月8日~2月12日のユロドル相場について、私なりに分析し戦略を立ててみました。
FXトレードを行うに於いて、どうなったら買う、どうなったら売るという売り買い両方の目線を持っておくことは大切です。
そのためにも、常に複数のシナリオを想定し、目線に固執することなく柔軟に対応できるように準備しておきたいと思い毎週週末は翌週のシナリオを練っています。
皆さんのトレードの参考になれば幸いです。
ユロドル環境認識(2021年2月7日時点)
まずはいつものようにユロドル月足チャートで現時点の環境認識から行います。
2018年の高値Bの手前のピンクの四角で囲まれたゾーンに2020年12月に突っ込んて来て、2021年1月に押し返されて下がってきているところです。
今後は、2020年9月~11月頃の波がサポートになり、上昇していきBの高値を抜く動きになっていくのか、それともこのままCのポイントを目指して下落していくのかといったポイントにいます。
ユロドル2月1日~2月5日の値動き振り返り
先週立てたユロドルシナリオ
先週の記事でユロドル日足チャートを用いて立てたシナリオは以下のa~dの4パターンでした。
水平線②に支えられてはいるものの、D→Eと高値を切り下げてきており、セオリー通り行けば水平線②を下抜ける動きになりますが、水平線①と水平線②の間でレンジになる動きも想定されるため、水平線②下抜け後に追随ショートで攻めていき、水平線③到達後は様子を見てロングで入れるようであれば一旦はロングで入ろうと考えていました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ユロドル2021年2月7日の状況
2021年2月7日時点でのユロドル日足チャートは以下のようになっています。
水平線②を下抜け、水平線③まで到達した水色の〇印付近で何度かサポートされたものの、水平線③も下抜けてきました。
その後、赤い〇印の波がサポートとなり、5日の金曜日には上昇に転じ、再度水平線③を上抜けてきて終了しています。
ユロドル2021年2月8日からのシナリオ
今後の直近のシナリオとして、下図3のようにa~d4つのシナリオを立ててみました。
日足レベルで水平線②をネックラインとした三尊を下抜けたと見れば下目線となりますが、水平線③が比較的強いサポートラインになり、強い買いが入ってくることも考えられます。
シナリオa
シナリオaは、先週末の流れから再度上昇していき、水平線①を上抜け、今年の高値更新を目指すシナリオです。
水平線②も3回サポートされていますので、レジサポ転換し水平線②付近からの売りも入ってくると考えられますので、シナリオaを追うのであれば、上昇の勢いを見ながらですが、必要であれば小まめに利確していきたいと思っています。
シナリオb
水平線①付近到達後、再度下落に転じてくるパターンです。
水平線②をネックラインとした三尊下抜けとみると、水平線①は右肩の部分に当たりますので、水平線①を上抜けて、それがダマシに終わり再度下落してくることもこのシナリオbでは想定されます。
シナリオc
シナリオcは、三尊下抜け後にネックラインでレジスタンスされ素直に水平線③付近まで下がってきて、そこからサポートされて反転上昇してくるシナリオです。
週明けの動きを見て、水平線②付近から反転下落してくるようであれば、一旦はこのシナリオcやシナリオdを追ってショート目線で攻めていきたいところです。
シナリオd
シナリオdは、途中まではシナリオcと同じですが、水平線③付近で反発せずにそのまま下抜けて行くシナリオです。
いずれにしても、このシナリオdになるかどうかは来週の半ばから後半にならないと分からないかと思います。
ユロドル2021年2月8日の週の戦略
水平線②が3回サポートされた後に下抜いてきていますので、三尊のネックラインとなってレジサポ転換するかどうかを確認して、ここから売りが入ってくるようであれば、まずはシナリオcを狙っていこうと考えています。
水平線②であまり反応せずに上抜けて行く場合は、上昇の勢いを見ながらどこかのタイミングで完全に水平線①を目指す動きだと確信が持てるまでは、目線はフラットにしてロングエントリーは慎重にしていきたいと考えています。
水平線③付近まで下がってくるようなことがあれば、水平線③でのサポートの状況を見て、下がらない→上がるの形になれば一旦は買いでエントリーしていこうと考えています。
以上、ご参考ください。