2020年FXユロドル相場振り返りと来年の戦略

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今年も残すところあと僅かとなりましたが、今年2020年のFXユロドル相場を振り返り、2021年の戦略をお伝えしたいと思います。

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2020年ユロドル環境認識

まずは、ユロドル週足で2020年がどのような局面から始まったのか確認いたします。

2020年のユロドルは、2018年2月~4月頃を高値にして2015年~2017年半ばにかけてもみ合っていた赤丸ゾーンまで入り込んできていたところからのスタートでした。

2020年ユロドル日足考察

そして2020年1月からの日足チャートが以下の画像です。赤い四角で囲われた部分全体が2020年の期間になります。

年明けから2月にかけてAの地点まで下がってきましたが、2月下旬から3月上旬にかけてコロナショックによりドル円が急落した一方でユロドルはBの地点まで急上昇しました。

その後、そのまま押しを作って上昇していくかと思いきや、わずか10日間ほどでBの地点から一気にAの安値を下抜けCの地点まで急落しました。

私は、この時点で今年はBの地点を超えられずに安値更新していき2017年に付けた安値1.033付近を目指していくのではないかと思い、3月~5月末位までのオレンジの枠内はショート戦略を取っていました。

しかし、オレンジの四角内で売り買いの攻防があり、中々安値を更新していきませんでした。

やがて5月下旬頃から買方が優勢になり、勢いを付けて上昇していきます。

目線の切り替え時はこのあたりだったかと思います。

その後、6月~7月にかけて、Bの高値手前で上昇フラッグを作り、売方が最後の抵抗をしますが、あえなくフラッグを上抜け更に上昇が加速していきます。

Bの高値も難なく抜けていき、次は2018年の高値付近の値を目指して上昇していきます。

8月~11月位まで長いもみあいがありましたが、それも11月中旬位には上抜けていき、年末にかけてもう一段上昇してきました。

2021年のユロドル戦略

それでは、2021年のユロドルの戦略はどのようにしていくかが皆さん気になるところだと思います。

2021年のユロドル相場は、現時点では中長期的な目線はもちろん上目線継続です。

しかし、現時点でかなり上昇したレートまできており、2018年の1月~4月にかけてもみ合ったレートに突入してきていますので、この辺りでまた売り買いの攻防が発生することも十分に考えられます。

すんなり抜けて2018年の高値を捉えにいくかも知れませんし、その辺りは値動きについていくしかないかと思います。

この辺りからトレンドが転換していくことも考慮に入れながら2018年の高値を捉えるまでは上目線を継続し、その前に一度押しを作るようであれば少し様子を見て再度上昇の機会を伺い、完全にトレンドが転換してきた時には戦略を立て直す必要があるかと思います。

以上、私の個人的な戦略になりますので、ご参考ください。

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