皆さん、先週もトレードお疲れさまでした。
2021年2月8日~のユロ円について私なりにシナリオを立て戦略を練ってみました。
FXトレードを行うに於いて、どうなったら買う、どうなったら売るという売り買い両方の目線を持っておくことは大切です。
そのためにも、常に複数のシナリオを想定し、目線に固執することなく柔軟に対応できるように準備しておきたいと思い毎週週末は翌週のシナリオを練っています。
皆さんのトレードの参考になれば幸いです。
ユロ円環境認識(2021年2月6日時点)
まずは、ユロ円月足チャートを用いて、大きく環境認識を行います。
月足については先週からほとんど動きはなく、シンメトリカル・トライアングルのレジスタンスライン付近で抜けて行くのか、トライアングルの中に戻ってくるのかの瀬戸際にいる状況です。
ユロ円2月1日~2月5日の値動き振り返り
先週立てたユロ円シナリオ
下図2のように2021年1月30日の時点で、日足チャートを用いて、2月1日~2月5日の動きについてa~cの3つのシナリオを立てていました。
先週のシナリオ記事については、こちらをご覧ください。
先週の段階では、週末までの動きの流れから、まずは水平線①を目指して買い戦略で考え、1時間足や4時間足の形次第では、ショート戦略を取る考えでした。
ユロ円2021年2月6日の状況
2021年2月6日時点でのユロ円日足チャートは以下のようになっています。
週の前半はダラダラと下げていき、週の半ばで底を打って、金曜日に一気に反転上昇してきましたが、先週の高値までは到達できずに終わっています。
実際私がユロ円でトレードしたのは最後の金曜日だけで、それ以外はユロドルを中心に見ていました。
ユロ円来週2021年2月8日からの予想シナリオ
2月8日からのユロ円について、以下のようにa~d4つのシナリオを立ててみました。
シナリオa
シナリオaは、このまま上昇していき、先週の高値を更新し更に水平線①も突破して上昇していくシナリオです。
水平線②のサポートが強いサポートだと思っていますので、水平線①付近まで行く可能性は十分あるのではないかと思っています。
シナリオb
シナリオbは、水平線①付近まで上昇した後に、反転し下落してくるシナリオです。
月足の環境認識でもシンメトリカル・トライアングルのレジスタンスライン付近にいますし、水平線①は、週足などで見ると分かるのですが、2019年の高値に当たるラインになりますので、抜けるにしても、もう何回か戻される可能性もあると考えています。
なので、水平線①付近、場合によっては少し高値更新してその後、再度反転下落してくるパターンを想定したのがこのシナリオbです。
シナリオc
シナリオcは、1月末の高値を超えられずにこのまま失速し、水平線②を目指していき、水平線①と水平線②の間でレンジになるシナリオです。
来週の週の初めからいきなりこのシナリオを追うのは危険だと思いますので、1時間足や4時間足の動きを見て考慮していきたいシナリオです。
シナリオd
シナリオdは、水平線②も下抜け、水平線③を目指して下落していくシナリオです。
水平線②までも現時点から約170pips位は離れていますし、水平線②は結構強いサポートになる水平線だと思いますので、再度水平線②付近から買いが入ってくることも十分考えられます。
それでも、下抜けてくるようであれば、再度シナリオを練り直したいと思います。
ユロ円2021年2月8日の週の戦略
これまでの流れから、まずは水平線①を目指すシナリオaやシナリオbを追ってロング戦略でエントリーできる形になれば攻めていきたいと思います。
水平線①付近に到達した後は、そのままロングで追随していけるのかどうか、一旦様子を見たいと思っています。
ショート戦略を取るのは、1時間足や4時間足レベルの動きを見て、再度水平線②を目指す動きになりそうであれば、一旦はショートで攻めていこうと考えています。
その場合は、大きなレンジになることを考え、相場の勢いを見ながら、必要であれば小まめに利確していこうと思っています。
以上、ご参考ください。