皆さん、いつもトレードお疲れさまです。
2021年2月15日~のユロドル相場について、私なりにシナリオを立て戦略を練ってみました。
FXトレードを行うに於いて、どうなったら買う、どうなったら売るという売り買い両方の目線を持っておくことは大切です。
そのためにも、常に複数のシナリオを想定し、目線に固執することなく柔軟に対応できるように準備しておきたいと思い、毎週週末は翌週のシナリオを練っています。
皆さんのトレードの参考になれば幸いです。
ユロドル環境認識(2021年2月14日時点)
まずはユロドル週足チャートで現時点の環境認識から行います。
大きな流れとしては、水色の〇印A→B→Cときており、次にBを上抜ければ、上昇トレンドができます。
しかし、Bの高値付近のもみ合いゾーンに現在突っ込んできており、また、Cのポイントを起点として、赤〇のようにエリオット波動が5波まで完成しているようにも見えます。
そのため、今後、少しの間揉み合うことも想定されます。
週足にボリンジャーバンドを表示させてみました。
こちらは、バンドの向きが上向きで、現在ミドルバンド付近で反発し再度1σを突破しに行こうとしているところです。
次にユロドル週足チャートに一目均衡表を表示させてみました。
基準線はまだ上向きで、先に行くにしたがって雲も厚く表示されています。
しかし、このまま揉みあいが続くと、遅行線がローソク足を下抜けてくる可能性もあります。
以上のことから、長期背景としては、高値更新を目指しているものの、今しばらく揉み合う可能性も十分あると考えられます。
ユロドル2月8日~2月12日の値動き振り返り
先週立てたユロドルシナリオ
下図2のように2021年2月7日の時点で、日足チャートを用いて、2月8日~2月12日の動きについてa~dの4つのシナリオを立てていました。
先週の段階では、水平線②がレジサポ転換するかどうか確認し、抜けた方向についていくように考えていました。
ユロドル2021年2月14日の状況
2021年2月14日時点でのユロドル日足チャートは以下のようになっています。
結果的に水平線②を上抜けた後勢いよく上昇し、週の後半に売りが入ってきました。
ユロドル来週2021年2月15日からの予想シナリオ
現在の日足チャート環境認識
来週のシナリオの前に、現在のユロドル日足チャートにインジケーターを当ててみました。
まずはユロドル日足チャートに一目均衡表を表示して現状の確認です。
現在、厚い雲の中に突入してきており、遅行線はローソク足の下側、転換線は基準線より下側におり、基準線自体も下を向いてきています。
次にユロドル日足チャートにボリンジャーバンドを当ててみました。
バンド自体が横向きになっており、ミドルバンドをまたぎ始めていることが分かります。
これらを見ると、大きな流れ自体は上向きで来ているものの、今後少しの間揉みあうことも十分考えられる状況だと思います。
来週のシナリオ
2月15日からのユロドルについて、以下のようにa~d4つのシナリオを立ててみました。
シナリオa
シナリオaは、このまま上昇していき、水平線①を上抜いて今年の高値を目指していくシナリオです。
水平線①付近まで上昇してきたら、水平線①付近での動きを見て、追随できるようであれば、シナリオaも考えたいと思います。
シナリオb
シナリオbは水平線①付近まで上昇するも、そこから再度下落してくるパターンです。
今後揉みあいになる可能性を考えると、このシナリオbやシナリオcも十分に考えられます。
とにかく、来週上昇していった場合は、水平線①付近まで到達した後は、どちらに進むか確信が持てるまでは慎重に行こうと考えています。
シナリオc
シナリオcは、水平線②付近まで再度下がってきてから、水平線②が今度はサポートに切り替わって上昇していくシナリオです。
この後もみ合いになる可能性を想定すると、先のシナリオbと共にシナリオcも考えられるシナリオです。
シナリオd
シナリオdは、ここから下がってきて、再度水平線③付近を目指すシナリオです。
来週下がってきた場合は、水平線②付近での動きを見て、水平線②がサポートに変わらないことをしっかりと確信が持ててからショートで攻めたいと思います。
ユロドル2021年2月15日の週の戦略
週足、日足共に、上値が重そうなことを考えると、安易にロングで攻め続けるのは危険だと思いますので、まずは水平線①付近を目指すかどうか、水平線①付近到達後は、少し様子を見て更に上がるのか、反転してくるのかを判断し、週の初めから下げてくるようであれば、水平線②付近を目指すかどうか、水平線②付近到達後は、少し様子を見て更に下がるのか、反転してくるのかを判断し、いずれにしても慎重にトレードしていこうと考えています。
以上、ご参考ください。