ユロ円来週2021年1月25日からのシナリオを予想し、私なりに戦略を立ててみました。
皆さんのトレードの参考になれば幸いです。
ユロ円環境認識
まずは2021年1月24日時点のユロ円月足チャートを使って、現在の状況を確認します。
現在、ユロ円の月足レベルでは上図1のように三角保ち合いの1つ「シンメトリカル・トライアングル」を形作っており、上に抜けていくのか、もう一度三角保ち合いの中に戻ってくるのかの分岐点にいると考えています。
ユロ円先週の振り返り
ユロ円先週立てたシナリオ
先週の記事「【FX】2021.1.18~2021.1.22ユロ円戦略」で、ユロ円のシナリオとして下図2のようにa~dのシナリオを立てていました。
ユロ円現在の状況
2021年1月22日終了時点でのユロ円日足チャートは以下のようになっています。
先週立てたシナリオaに沿った動きでした。
水平線②が比較的注目度の高い水平線だと考えていましたので、先週の戦略としても以下のようにまずはロング目線で攻めていく戦略でした。
水平線②が比較的注目度の高い水平線であることなどを考え、まずはシナリオaやシナリオbを狙ってロング出来る形になれば買いでエントリーしていこうと考えています。
【FX】2021.1.18~2021.1.22ユロ円戦略
2021年1月19日の記事でも水平線②から反発した後の急上昇のエントリーした記事を期間限定で公開しています。
ユロ円来週2021年1月25日からの予想シナリオ
来週のユロ円相場の予想シナリオとして、以下図4のようにa~d4つのシナリオを想定してみました。
シナリオa
シナリオaは、水平線②で反発されて、このまま直近高値の水平線①を目指すシナリオです。
18日の週の後半の流れからも、まずはこのシナリオaを狙うことになるとは思いますが、いつ下落に転じるか分からないので、注意しながら攻めていく必要があると考えています。
25日の週の前半の動き次第ですが、4時間足や1時間足の動き次第では、シナリオb~dに向けた動きに目線を変え前半からショート目線に変更しなくてはならない可能性も十分考えられます。
また、シナリオaを目指す動きをしたとしても、水平線①到達前に反転下降してくることも考えられますし、水平線①に到達した後もダブルトップを作る動きになったり、水平線①を超えてそのまま上昇していくのではなく、すぐに下降に転じてくる可能性もあるので、水平線①付近到達後は、動きを見て再度シナリオを練りたいと思います。
シナリオb
シナリオbは、来週前半から再度水平線②付近を目指して下落し、水平線②付近からもう一度上昇していくシナリオです。
2020年12月16日の安値を一度は下抜けてきていますので、そこで下目線に切り替えているトレーダー達は、このシナリオb~シナリオdを目指して売りで仕掛けてくることも想定されます。
しかし、水平線②が強かった場合は、再度水平線②付近から買いが入り、もう一度水平線①を目指す動きになるかも知れません。
シナリオc
シナリオcは、来週の動きで水平線②を下抜け、水平線②と水平線③の間で反転上昇してくるシナリオです。
水平線②付近で再度売り買いの攻防が入る可能性はあるものの、売り方が勢いを増し、水平線②を下抜け、更に深い押しを作っていくパターンです。
このシナリオcの動きになる場合は、先週の動きから日足レベルでも分かる大きな下降の波を作ってきますので、水平線②と水平線③の間から反転上昇したとしても、すぐに買い目線に切り替えるのは難しいと思います。
シナリオd
シナリオdは、水平線②を下抜け、更に水平線③を目指す下降の動きです。
水平線③付近までは、現在のレートから約350pips離れていますので、ここまでくるようなことがあれば、再度シナリオを練り直そうと考えています。
ユロ円2021年1月25日の週の戦略
来週のユロ円は、まずは出だしの動きを見てシナリオaを目指すようであれば、ロングで攻めていきたいと思いますが、短期足などもうまく使って小まめに利確していくように考えています。
4時間足や1時間足の動き次第では、シナリオbやシナリオcを目指す動きとして下目線に切り替える必要もありますが、目線に惑わされないためにも、しっかりと波を作るのを待ちたいと思います。
また、水平線①、水平線②のどちらにも到達できずに水平線①と水平線②の間でレンジを作る可能性も考えられますので、あまり無理なエントリーはせずに狙えるところだけ狙っていこうと思います。
とにかく、目線に固執せずに複数のシナリオを常に意識して、動きについていく週にしようと考えています。
以上、ご参考ください。