先日書いた記事「【FX】2021.1.18~2021.1.22ユロ円戦略」で立てたシナリオを生かしたトレードとして、分かりやすく、参考になるような場面がありましたので、皆さんと共有したいと思います。
今後も似たようなチャート形状が出てきたときに参考になるかと思いますので、時間が経ってから見に来られた方も是非ご一読ください。
この記事は、有料でもおかしくない位貴重な情報ですので、どこかのタイミングでクローズドの記事にするか、一部削除しようと思っていますので、今のうちにご覧ください。
17日に立てた今週のユロ円シナリオ
2021年1月17日の時点で立てたユロ円のシナリオとして、以下のようなa~dの4つのシナリオを立てていました。

17日の段階では、以下のような戦略を立てていました。
現時点では、図4の水色の〇印付近の開いている窓を埋めに行くことや、水平線②が比較的注目度の高い水平線であることなどを考え、まずはシナリオaやシナリオbを狙ってロング出来る形になれば買いでエントリーしていこうと考えています。
【FX】2021.1.18~2021.1.22ユロ円戦略
ちなみに、文中の「図4の水色の〇印」とは以下の画像のことです。

シナリオaについては、水平線②付近から反転上昇していくシナリオとして、以下のように説明していました。
水平線②は、週足レベルでも確認できるポイントであり、何回かレジスタンスされているポイントですので、注目度の高い水平線だと思います。
こういった注目度の高い水平線では、ワンタッチで一気に反転していく場合もありますし、短期でダマシの動きを作ってから反転上昇していくパターンも十分考えられますので、後から見ると分かりやすいポイントでも、リアルで見ていると入るのが難しいポイントだったりしますので、注意が必要です。
また、水平線②付近から反転上昇したとしても、水平線①に到達し、そこを超えた後は、再度下落に転じる可能性もありますので、適度な値幅で利確していく必要もあると考えています。
【FX】2021.1.18~2021.1.22ユロ円戦略
本日のエントリー
以下は水平線②から上昇に転じる場面のユロ円15分足のチャートです。

水平線②で反発し、短期足のレンジを上抜けて、水色の〇印辺りがエントリーポイントとなります。
これだけですと、同じような場面が来ても短期足のレンジを上抜けても再度下がってくることはよくあります。
大切なのは、シナリオaの説明の部分で書いた以下の赤字の部分です。
こういった注目度の高い水平線では、ワンタッチで一気に反転していく場合もありますし、短期でダマシの動きを作ってから反転上昇していくパターンも十分考えられますので、後から見ると分かりやすいポイントでも、リアルで見ていると入るのが難しいポイントだったりしますので、注意が必要です。
【FX】2021.1.18~2021.1.22ユロ円戦略
文字だけだと分かりづらいので、今回、赤文字の部分の動きが実際のチャートからも見て取れましたので図を使って説明します。
以下は当該部分のユロ円5分足チャートです。

上記図2のAの〇印でヒゲで高値を更新した後にBの〇印でヒゲで安値を更新、その後、Aのポイントを上抜けていきました。
このように短期足でだましを作り、Bのポイントを付けたところで一度売り目線に切り替え、水平線②の下抜けを狙ってショートポジションを持ったトレーダー達のポジションを飲み込んで一気に上昇していっているのが分かるかと思います。
そして、このような考え方が根底にあり、移動平均線などのインジケーターを補助的に当てることにより更に確信が高まると思います。


上図のように5分足も15分足もどちらも移動平均線でゴールデンクロスしているのが分かるかと思います。
私自身は、出先で移動中のエントリー及び決済でしたので、実際のエントリーは水色の〇印の中間あたりになってしまいましたが、満足いく利益は取れました。
注目される水平線+短期のだましを作った後の抜けエントリーは、私の中では比較的確度の高いエントリーです。
皆さんも過去チャートで探して検証してみてください。